初めまして!高知県からこんにちは。
Green Citrus Projectを始めます、StoryCrewの浅野聡子と申します。
普段はイナカデリコというオフィス向けのお弁当屋さんを運営し、中でも私は産地を巡り食材と出会うバイヤーをしています。
私は2015年に高知県に移住し、以来高知の魅力にどっぷり浸かってしまいました。
高知県人と結婚して、本当によかったー!と思う瞬間のひとつが、食材に触れる時間。
日照時間、降雨量ともに全国トップクラスの環境にある高知は、植物も動物も太陽をたっぷり浴びて、たくさんの雨で潤って、エネルギーに溢れています。
たくさんある魅力的な食材の中でも、私が特に惹かれたのが香酸柑橘です。
柑橘と聞くと、まず何を思い浮かべますか?
ミカン?オレンジ?
香酸柑橘は名前の通り、甘さや果肉よりも、酸味と果汁を楽しむ柑橘。
柚子やスダチなどがその代表格です。
なぜ香酸柑橘に惹かれたのか?
・種類がとにかく豊富で楽しい!その数30種類以上!
・季節ごとに実る柑橘を、旬の魚や食材に合わせる楽しい食文化
・搾り方がとにかくすごい!躊躇なくジャブジャブ搾る豪快な県民性
・香酸柑橘をまとめてざっくり「酢みかん」と呼ぶ
・お寿司の酢飯にも、酢の物にも使うのは柚子果汁(柚子酢)
種類が多いことや、柑橘と共に旬を味わう食文化に加えて、それを楽しむ人々の豪快さもとっても魅力的なんです。
季節を感じながら、身の周りにある豊かな食材と共に楽しく生きる。こんな暮らしがずっと続いてほしいなと心から思います。
しかし、温暖化や生産者の高齢化などにより、この暮らしが何十年先にあるかどうか、保証は全くありません。(きっと多くの農作物、産業もそう)
魅力的な産業と素敵な暮らしを続けていくために、私たちの世代ができることは何だろう?
それは、「素晴らしい文化・伝統の理解」と「次世代のライフスタイルに向けた新しい提案」、そして「グローバルへの積極的な挑戦」だと考えます。
先人たちが守ってきたものを深く理解し、次の世代を見据えてグローバルな視点でちょっとずつ新しさを加えていく。これが、中間世代にいる私たちの役目ではないかと。
「古きを尊び、新しきを創る。」
「仲間を増やし、創造を続ける。」
「地域や県の垣根を超えて、グローバルに発信する。」
香酸柑橘というテーマで、そんな活動ができたらいいなと思い、プロジェクトを立ち上げました。
ブランド名でもなく、会社名でもなく、プロジェクト。
そこには、「共感する人ならば誰でも参加できて、進みながら行き先を決めていきたい」そんな気持ちが込めています。
そして、プロジェクト名は
Green Citrus Project。
緑や黄色の柑橘を思いっきり搾って楽しみ、産地を盛り上げていきたい。そんな思いで名付けました。
生産者、販売者、シェフ、パティシエ、編集者、アーティスト、食いしん坊、食に関わる人でもそうでなくても、誰でも参加できます。肩書き、年齢、住んでる場所は全く問いません。
こんなことやりたい!が行動できれば、何だってOKです。
そんな仲間に出会うために、まずはコツコツと、情報発信していきます。
気になる情報や共感できることがあれば、いつでもコメント・DMくださいね!
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