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執筆者の写真Satoko Asano

オーナー文旦、ただ今熟成中♡

こんばんは!


香酸柑橘の旬も終わり、これからは高知らしい食べる柑橘の時期に入ります!

土佐文旦や小夏などなど、甘みだけではなく、さっぱりとした酸味や大人の苦味が特徴的な柑橘たちが続々と登場予定♪


そんな中、先日みかん家にしごみさんから嬉しいご連絡がありました!


5月にオーナーになり、文旦畑で土佐文旦の人口受粉・交配作業のお手伝いをさせていただいた、土佐文旦が収穫を迎えたそうです!わーい!


人口受粉・交配作業のレポートはこちら


5月にお手伝いをさせていただいた時は、柑橘畑につくとまず鮮やかなピンクの赤松子(せきしょうし)という赤い粉と花粉を混ぜたものを竹筒に入れて、交配作業の準備。


その粉をポンポンにつけて、少しベトベトしている柱頭にポンポンしました。この作業が人口受粉・交配作業。ひたすらポンポン。ポンポン済みの柱頭はピンク色になっているので分かりやすかったですが、炎天下の中、西込さんは役700本もの樹に作業をされると聞いて驚愕しました。



白いお花の真ん中がピンクでかわいい。


お手伝いを終えてパシャリ。達成感に溢れた顔をしております。笑

柑橘の樹は日当たりの良い山の斜面にあるため、常に足場を気にしながらこの作業をする必要が。丸一日太陽の下でお手伝いさせていただき、果実ができるまでの大変なご苦労を感じたのを今でも鮮明に覚えています。


 

そこから約7ヶ月


その間、高知の暑い初夏には、バケツを持って手作業で行う肥料撒き。急な斜面なので機械ではなく手作業で行われました。その後、8〜10月には摘果(てきか)。実がなりすぎると木に負担がかかるので、美味しくする実を選びその他を切り落とします。


土づくり、草刈り、受粉作業、肥料やり、摘果。

それら経て、この年末には最終的に1つの木に平均120~130個の実がなりました。その立派に育った土佐文旦がこちら!


どどーん!

とっても立派に育ちました!感動〜!涙

それらを昨年末、みかん家にしごみの皆さんが一玉ずつ丁寧に、収穫をしてくださいました。

なんと、総量で4コンテナほどになったそう!

皆さん、ありがとうございました!!!次回は必ず収穫も伺いたいです!


そんなこんなで、無事収穫を迎えた文旦ちゃんたちは、現在野囲い(のがこい)をして熟成中でございます♡


野囲い(のがこい)とは、20トン以上の果実を藁やビニールで囲い、1ヶ月ほど追熟すると味に深みとコクを出す【必須工程】。

どんな熟し加減になってるんでしょうか♪今から楽しみです。


西込さんがプロの目で見極めて、食べごろになったら送ってくださるそうなので、楽しみで仕方がありません。もう愛着MAXです。笑

その頃には私のお腹からも文旦何個か分のベビーが出てくる予定なので、家族みんなで楽しみたいと思います!


皆さんにもまた改めて、仕上がった土佐文旦のレポートをさせていただきますね。

それではまた!

 

◆土佐文旦

出荷時期:2月中旬~4月下旬


◆株式会社にしごみ(旧:西込柑橘園)

昭和37年創業。高知市春野町にて温州みかん、土佐文旦、不知火(しらぬい)、小夏、ポンカン、ベルガモットなど様々な柑橘を栽培。

 

by Green Citrus Project

●隔週 月曜日 更新!

●インスタグラム @green_citrus_project



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